木原防衛大臣は衆議院の補欠選挙の応援演説で、「自衛隊ならびに家族の苦労に報いることになる」と支持を呼びかけた自身の発言について、撤回する考えを示しました。
木原防衛大臣はきのう、長崎県佐世保市で行った衆議院・長崎4区の補欠選挙の応援演説で、「自衛隊ならびに家族の苦労に報いることになる」と訴え、政治的中立について定めた自衛隊法などに抵触するおそれが指摘されていました。
木原防衛大臣「ご指摘の私の発言というものは、自衛官と家族への敬意と感謝を申し上げたことであるが、様々な誤解を受けたとすれば、遺憾に思う。必ずしも真意が伝わらなかったとすれば、今後は気をつけたいと思う」
視察先で発言の真意について問われた木原大臣はこのように釈明した上で、発言を撤回する考えがあるか問われると、「誤解を生むのであれば撤回したい」と述べました。