15日午前、三重県南伊勢町の海中から父親と小学生の子ども4人が乗った車が見つかり、全員の死亡が確認されました。現場の状況などから、運転操作を誤り、車が転落した可能性が高いことがわかりました。
警察によりますと、15日午前11時前、南伊勢町道方の海中から、伊勢市に住む自営業・羽根正樹さんと、その子どもの聖夏さん、怜皇さん、蘭琉さん、芽杏さんの5人が乗った車が見つかり、全員の死亡が確認されました。
当時、現場は薄暗い時間帯で、照明や車止めはありませんでしたが、その後の警察への取材で、運転操作を誤り、車が海に転落した可能性が高いことがわかりました。
5人は今月11日の早朝に車で出かけたのを最後に行方がわからなくなっていて、妻の話などから、釣りに出かけた際に、事故に遭ったとみられています。警察は、運転操作を誤った経緯など、当時の状況を調べています。