歌舞伎俳優・市川猿之助被告きょう午後初公判 焦点は「薬服用の発案は誰が」「何を手助けしたのか」

両親に向精神薬を服用させ、自殺を手助けした罪に問われている歌舞伎俳優の市川猿之助被告の初公判がきょう午後、開かれる予定です。
東京地裁前では傍聴を希望者する人の抽選が閉め切られたばかりですが、さきほどまで1000人あまりが並んでいて、人気歌舞伎俳優の裁判への関心の高さが伺えました。
市川猿之助被告(47)、本名・喜熨斗孝彦被告は今年5月、東京・目黒区の自宅で父親の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子さん(75)に向精神薬を服用させて自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われています。
猿之助被告は逮捕後の警視庁の取り調べに対し、「私に関するハラスメントの記事が週刊誌に掲載されることが、自殺の大きな引き金になった」、「両親に話したところ『家族3人で次の世界にいこう』ということになった」などと供述していました。
薬の服用はだれが発案したのか?猿之助被告はどういった手助けの行為を行ったのか?
3人で行われた密室の出来事について猿之助被告がどこまで自ら説明し、裁判で解明されるかが焦点になります。

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