イスラエル退避邦人ら帰国 自衛隊機、83人乗せ羽田に

イスラム組織ハマスとの戦闘が続くイスラエルから退避した邦人や韓国人ら計83人を乗せた航空自衛隊のKC767空中給油輸送機が21日午前3時15分ごろ、羽田空港に到着した。
到着したのは日本人60人と外国籍の家族4人、韓国人18人と外国籍の家族1人。幼い子どもを連れた人もおり、バスに分乗してターミナルビルに入ると、リュックサックやボストンバッグを持ち、疲れた表情で入国審査を受けた。
子ども5人と横浜市の実家に向かう40代女性は「自衛隊機が飛ぶので非常事態だと思った」と説明。イスラエル人の夫は現地に残っており「すごく悩んだ」と苦しい胸の内を明かした。

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