一時的に自分の下に預けられた親族の男子児童(12)を何度も殴って重傷を負わせたとして、自称・建設作業員の男(40)が22日、逮捕されました。
◆被害児童は目の周りを打撲する重傷を負った
住所不定・石井聡容疑者(40)は今年5月下旬ごろから6月3日にかけて、福岡県田川市の自宅で小学6年の男児(12)を何度も殴った傷害の疑いが持たれています。男児は頭などを何度も殴られたことにより、目の周りを皮下出血する全治1か月の打撲の重傷を負いました。
◆覚醒剤使用の疑いなどで3回逮捕されていた
警察によりますと、児童は事件当時、一時的に石井容疑者の下に預けられていました。その後、もともと一緒に暮らしていた親族に引き取られたところ、男児の顔や首、両腕、両足にあざが見つかりました。男児の証言などから石井容疑者が殴った疑いが強まり、警察は22日、逮捕に踏み切りました。取り調べに対し石井容疑者は「頭や体をグーで殴ったり、足で蹴ったりしたことは間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。石井容疑者は今年6月から7月にかけて覚醒剤取締法違反(使用・所持)や大麻取締法違反(所持)の疑いで3回逮捕され、これで4回目の逮捕です。