ガソリン価格高騰が続く中、自民党執行部から22日、9月末で期限切れとなるガソリン補助金など政府の物価高対策の延長を求める声が相次いだ。2023年度補正予算案の必要性に言及する意見も上がった。
世耕弘成参院幹事長は記者会見で、ガソリン補助金について「いま一段の措置が必要だ。急いで対応する必要がある」と指摘。「予備費の使用も考えなければいけない」とする一方、「予備費は縛りがある。化石燃料高が長く続くと想定されるなら、別途、補正予算で考えることが必要になってくるケースもあり得る」と語った。
[時事通信社]