21日夜、札幌市西区の歩道で、車の走行をめぐり、トラブルになった50代の男性の腕を押さえつけるなどしたとして、51歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区屯田に住む51歳の自称・会社員の男です。 この男は21日午後6時ごろ、札幌市西区琴似の歩道で、車の走行をめぐり、トラブルになった50代の団体職員の腕を押さえつけるなどした疑いが持たれています。 警察によりますと、被害に遭った男性は、事件発生前、後方の男の車にあおり運転されたと感じました。 信号待ちで停車すると、男は車内から男性を引きずり出した上、顔を殴ったり、腰付近を蹴ったりしたため、男性が「車を運転中、相手からあおられて、殴られた」と通報。
さらに男は、駆け付けた警察官の目の前でも男性の腕を押さえつけるなど、暴行を続けていて、その場で逮捕されました。 取り調べに対して51歳の自称・会社員の男は「割り込まれて、腹が立った」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、2人の車の走行や警官の到着前の暴行の状況など、引き続き調べをすすめています。