気象庁の２２日早朝の発表によると、関東甲信地方では、南からの湿った空気と日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定になるという。このため、昼過ぎから夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。
同庁では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけている。また、落雷や突風のほか、降ひょうの恐れもあるので農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。
２２日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方北部、南部、甲信地方で各４０ミリ。
２２日午前６時から予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方南部８０ミリ、同北部が７０ミリ、甲信地方６０ミリ。
また、北陸地方でも２２日は大気の状態が非常に不安定になるとして、新潟地方気象台は、昼過ぎから夜遅くにかけて落雷や激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけた。