処理水「理解、一層広まった」=岸田首相、太平洋諸国など列挙

【ニューデリー時事】岸田文雄首相は10日午後(日本時間同)、インドのニューデリーで内外記者会見を行った。一連の外交を通じ、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出について、「(国際社会の)理解が一層広まった」との認識を示した。
首相はインドネシア・ジャカルタで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、ニューデリーで20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席した。
会見で首相は、二つの国際会議と2国間会談で「処理水について日本の対応を説明した」と指摘。米国やオーストラリア、インドネシア、マレーシア、クック諸島、オランダなどを列挙し、「多くの国から理解が示された」と語った。
[時事通信社]

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