暴力団根絶やし不健全と宮崎県議 9月定例会の常任委で発言

宮崎県議会の9月定例会の文教警察企業常任委員会で21日、1人会派「自民党同志会」の井本英雄県議(76)が県警幹部との質疑で「(暴力団を)根絶やしにするのは、ある意味健全な社会ではない」と発言した。暴力団排除に向けた活動が進められる中、論議を呼びそうだ。
21日午前に開かれた常任委では、県警幹部が暴力団排除に向けた活動状況を説明。その後の質疑で井本県議は「昔に比べて少なくなった」と述べた上で、「この自由な社会で完全に(なくすの)はあり得ない。できるだけ少なくするのは良いことだ」と発言した。
井本県議は委員会後に「悪人が誰もいないのは権力に監視された世界」などと説明した。

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