住宅にスマートフォンのカメラを向けて見張り行為を繰り返したとして、徳島県警徳島中央署は20日、徳島市の会社員の女(53)を県迷惑行為防止条例違反(嫌がらせ行為の禁止)の疑いで逮捕した。
発表では、女は昨年11月下旬頃から今年8月初旬頃まで、約120回にわたり市内の50歳代の男性宅にスマホのカメラを向けて見張りをし、男性に嫌がらせを行った疑い。男性が自宅に設置した防犯カメラにはほぼ毎朝、女がスマホのカメラを数秒~十数秒間向ける様子が記録されていたといい、同署は男性が自宅にいた日の行為を逮捕容疑とした。女は「スマホを見ていただけ」と容疑を否認しているという。
およそ10年前、女の飼い犬を巡り、男性の家族との間にトラブルが起き、男性は数年前から女による暴言などについて警察に相談。同署は女に対し、暴言や見張り行為をやめるよう繰り返し警告していたという。