《映像入手》「将来的には国政も」立憲民主党“若手のホープ”千葉県議(45)が泥酔して“大暴れ” 自転車を蹴り倒して逃走…本人は取材に「反省しております」

立憲民主党で「若手のホープ」と期待されている山下洋輔・千葉県議(45)が、自身の地盤である千葉県柏市内で泥酔した上、停めてある自転車を蹴り倒して逃走するなど“大暴れ”していたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。防犯カメラの映像を入手した。
山下氏は高校教師や教育コンサルタントなどの職を経て2011年に柏市議選に無所属で出馬し初当選。以降、3期10年間にわたり柏市議を務めた。2021年10月には柏市長選に立候補し、落選こそしたものの、無所属ながら43,834票を獲得し、周囲を驚かせた。今年4月の千葉県議選では柏市選挙区から出馬し、37,714票を獲得してトップ当選。この得票数は県内2位、柏市選挙区での千葉県議選では過去最高数を誇る。「将来的には国政も目指せる存在」(立憲民主党関係者)として党内での評価も高い。
「勉強家でとにかくマジメ」山下氏の“知られざる過去”
「勉強家でとにかくマジメ。待機児童対策や不登校児童支援などの教育行政の課題に熱心に取り組んでいます。インターネットのライブ配信などを行っているので、特に若者からの人気がある」(市議時代の同僚)
だが、そんな山下氏には知られざる過去があった。
「週刊文春」は2020年8月に柏市内のマンションの防犯カメラに収められた映像を入手。そこに映っていたのは、明らかに泥酔した山下氏だ。
居酒屋の立て看板に激突し…
暗闇の向こうから千鳥足で歩いてきた山下氏は、ガードレール脇に停められた自転車の籠に手をかけ、車体をなぎ倒した。小走りで灯りがある方向へやってくると、居酒屋の立て看板に激突。そして、マンション敷地内に停めてある別の自転車を思い切り蹴り倒した。蹴り倒した自転車を横目で確認した山下氏は、逃げるように再び暗闇へと去っていった。
当時の山下氏は柏市議。この映像の存在は「あのマジメな山下さんが?」と市議の間で話題になっていたという。結局、この映像はほとんどの市民の目に触れることなく、山下氏は市長選に挑戦し、その後は県議となった。
山下氏に事実確認を求めると、書面で回答した。
自転車を引き倒し、居酒屋の看板に衝突。その後、別の自転車を蹴り倒したことは事実か。
「この件について、自転車の所有者、ビルの管理者、隣のお店のオーナーに謝罪いたしました」
当時の状況について教えてほしい。
「3年以上前のことであり、詳細を確認することができません」
一連の行為を振り返って今の気持ちは?
「申し訳ない気持ちです。反省しております」
現在配信中の「 週刊文春電子版 」では、山下氏の“泥酔大暴れ動画”を公開している。“マジメな優等生”として評判の山下氏の人物像、防犯カメラの映像を見せて回っていた市議が記者に語ったこと、山下氏との一問一答などを詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル 電子版オリジナル)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする