『ど根性〇〇』キャベツ・トマト・ブドウ…今回はスイカ!ブドウの悲劇を防ぐため対策

『ど根性スイカ』を守るための植え替えが行われました。 大阪・梅田の御堂筋の中央分離帯で見つかった小玉のスイカ。厳しい環境で育ったその姿から『ど根性スイカ』と呼ばれています。10月16日の朝、大阪市の職員らがスコップで土を50cmほど掘り、根やツルごとプランターに慎重に植え替えました。 ど根性と名付けられた野菜や果物は過去にもありました。 2016年に京都市の歩道橋の脇に姿を現した「ど根性キャベツ」。 (記者リポート)「ありましたね、歩道橋の真下なんですが、こんなところにキャベツが育っています」 2008年には神戸市でコンクリートを突き破るようにしてツルを伸ばした「ど根性ミニトマト」もありました。 さらに和歌山県田辺市では2006年に「ど根性ブドウ」が話題となりましたが、何者かによって実がもぎとられてしまいました。 今回、大阪市はこうした持ち去りなどを防ぐため、10月16日に『ど根性スイカ』の植え替え作業に踏み切ったのです。 (記者リポート)「こちらが移し替えられたスイカです。私の手の平サイズの大きさですね」 (大阪市建設局野田工営所 川路修祐所長)「この梅田のど真ん中でよくぞここまで育ったなと、ほっこりした気持ちにもなります」 『ど根性スイカ』について大阪市の横山市長は、市役所のロビーで市民に公開することを検討する、としています。

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