22日北海道伊達市の小学校で、体育の授業をしていた2年生の女の子が死亡しました。 熱中症の疑いがあるということです。
消防と警察によりますと、22日正午ごろ、伊達市元町の伊達小学校で、2年生で8歳の女の子がグラウンドで、4時間目の体育の授業を終えたあとに校内に移動しようとしたところ倒れました。
女の子は意識がない状態で病院に運ばれ、その後、死亡しました。 熱中症の疑いがあったということです。
気象庁によりますと、伊達市では、22日午後0時41分に観測史上最高となる33.5度の最高気温を観測していました。 伊達市教育委員会によりますと、体育の授業では、ボール投げや鉄棒、うんていを行っていました。 熱中症対策として、教諭が声をかけ、こまめに水分補給を行っていたほか、自分の番以外のときは、日陰で休憩をしていたということです。 教育委員会は「十分配慮はしていたが、こういうことになってしまって非常に残念です」とコメントしています。