登校中の小6男児、ブロック塀を「手で触ったら崩れた」…足を挟まれてすね骨折

26日午前7時10分頃、福井県鯖江市で、用水路沿いの道路に面した民家のブロック塀(高さ1・2メートル)の上部が幅2・4メートルにわたって崩れ、通学途中だった小学校6年の男子児童が足を挟まれた。男児は市内の病院に搬送されたが、右足のすねの骨を折る大けがを負った。
同市教育委員会によると、ブロック塀は6段積みの構造で、崩れたのは上から2段分(同40センチ)。男児は「塀を手で触ったら崩れてきた」と説明している。
崩れた部分に鉄筋は入っておらず、塀を支える「控え壁」も設置されていなかった。民家の住人は市に対し、ブロック塀を撤去する考えを示したという。
市教委は27日に臨時の小中校長会を開き、通学路に倒れそうなブロック塀がないか緊急点検を行うよう指示する。昨年の調査では、市内の通学路には65か所のブロック塀があった。

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