客が払った料金はどこへ…「まさに横領」宿泊施設オーナーらが予約サイト「ブッキングドットコム」集団提訴 被害総額数十億か

世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキングドットコム」をめぐる宿泊料金の未払い問題で、施設のオーナーらが損害賠償を求めて提訴した。
「ブッキングドットコム」をめぐっては、客が予約した際に支払った宿泊料金が、施設側に渡っていない状態が相次いでいる。
施設のオーナーら10人は、「何度も催告したが現在まで未払いで、まさに横領行為である」と主張。 オランダ本社と日本支社に約3600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
宿泊施設を運営する原告の女性は、「頼りにしているブッキングドットコムさんからこのような仕打ちを受けていることは、大変残念に思います」と話した。
弁護士によると、被害総額は数十億円にのぼる可能性があるとしていて、追加提訴も検討しているという。
ブッキングドットコム側は、これまでの取材に「システムのメンテナンスの影響で支払いが遅れている」としている。 (「Live News days」10月20日放送より)

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