「東京と変わらない」連日の猛暑 水筒やタオル持参し始業式 レールに影響…JR運休 北海道

きょうも気温が上がりました。
北海道帯広市では35.5℃の猛暑日に。
その一方で、道北を中心に大雨が降り、熱中症への警戒はもちろん、土砂災害などにも注意が必要です。
水遊びをして涼む子ども。
帯広市では午後3時までに35.5℃を記録し猛暑日に。
道内は南から暖かい空気が流れ込み、広い範囲で晴れてきょうも気温が上がりました。
(鷲見記者)「午前10時すぎの大通公園です。あちらの温度計はすでに33℃を示しています。非常に蒸し蒸しとしていて、日陰に移動してもあっついですね」
朝から強い日差しが照りつけた札幌。
午後3時までに34.7℃と、猛暑日一歩手前まで気温が上がりました。
(千葉から帰省した人)「東京と変わらない感じの暑さですね」
札幌市内の中学校はきょうが始業式。
(金澤記者)「きょうは始業式ですが、生徒の皆さん半そで短パンで出席しています。皆さん熱中症対策のため水筒も持っていますね」
おでこに冷却シートを貼る生徒やタオルで汗を拭く生徒も。
札幌市北区の新琴似北中学校では、熱中症対策をしながら体育館で始業式が開かれました。
一方、こちらはけさの稚内。
道路に雨水が流れ込んでいます。
JR宗谷線では、これまでに特急6本を含む15本が運休。
さらに気温上昇でレールの温度が上がった影響で、札幌と帯広や釧路を結ぶ特急列車など10本が運休しています。
(利用者)「東京から旅行で来ていてきょう帰る日で。率直にこれはちょっときついですね」
また、道北の中川町歌内では道路わきに濁流が…
宗谷地方では、大雨洪水警報や一部で土砂災害警戒情報が発表され、利尻島と礼文島ではあわせて最大90人が避難所に避難しました。
道内は大気の状態が非常に不安定で、大雨による土砂災害や竜巻などの激しい突風、落雷などにも注意が必要です。

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