大正に始まり8年前から休止、宝塚花火大会の復活は「すごく困難」…市長「一晩で多くのお金飛ぶ」

1世紀以上の歴史がありながら、8年前を最後に開催されていない「宝塚観光花火大会」について、兵庫県宝塚市の山崎晴恵市長は記者会見で、「すごく困難な状況」と安全や予算面を理由に復活は難しいとの認識を示した。
花火大会は、1913年(大正2年)に温泉街の集客のために始まり、8月に宝塚大劇場近くの武庫川観光ダムで開かれてきた。しかし、2012年に落ちてきた花火の燃えかすで観客2人が負傷し、周辺にマンションが立ち並び、安全が確保できないとして15年を最後に「休止」となっている。
新たな会場を探すため、18、19年は2キロ下流の市役所前の河川敷で3分間、試験的に打ち上げた。しかし、安全確保のため、警備費の増大のほか、近くの宝塚新大橋から見えなくする幕を張るなどの課題があり、花火大会の再開には至っていない。
今月24日の会見で山崎市長は「実施すれば、多くのお金が一晩で飛んでいくことになる」としたうえで、「再開を望む意見以外に『花火はもうやめて』という声も多く届いている。様々な意見のバランスを考える必要があるが、物理的に厳しい状況になっている」と述べた。

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