福岡や鹿児島など九州4県で人気アニメ「ポケットモンスター」や「ワンピース」のトレーディングカードなど計約1600万円分を盗んだとして、福岡県警南署は31日、自称横浜市緑区十日市場町、会社役員、大草幸徳(ともなり)容疑者(57)を建造物侵入と窃盗の容疑で逮捕したと発表した。同署によると、容疑を否認している。
ポケモンカードは近年人気で、希少カードは高額で取引されており、全国のカード店などで窃盗被害が相次いでいる。
逮捕容疑は2023年1月18日~2月9日の間、佐賀市本庄町▽福岡市南区▽鹿児島市伊敷2▽宮崎市柳丸町――のカードショップなど計4店舗に侵入し、カードや特製ケース計209点を盗んだとしている。同署によると、いずれも未明から早朝の営業時間外に出入り口のガラスドアが壊され、数分のうちに盗まれたとみられる。
福岡市の事件で、同署が防犯カメラ映像などを分析したところ、大草容疑者の関与が浮上。宮崎市の事件で7月20日に逮捕した後、8月10日に鹿児島市の事件で再逮捕し、31日に佐賀市と福岡市の事件で3回目の逮捕をした。盗まれた商品は自宅などから見つかっておらず、転売された可能性があるという。【佐藤緑平】