2023年1月、東京・狛江市の住宅で90歳の女性が死亡した強盗殺人事件で、警視庁は、犯行を指示した疑いで、フィリピンから強制送還された4人を再逮捕した。
SNSに「ババア案件」のグループチャット
この事件は1月、狛江市の住宅に実行役の男らが押し入り、腕時計などが奪われたほか、大塩衣与さん(90)が殴られて死亡したもの。
警視庁は12日、犯行を指示したとして、フィリピンから強制送還された渡辺優樹容疑者(39)、今村磨人(きよと)容疑者(39)、藤田聖也容疑者(39)、小島智信容疑者(45)の4人を強盗殺人の疑いで再逮捕した。
捜査関係者によると、事件の3日前、SNSに「ババア案件」と名づけられたグループチャットが立ち上がり、「キム」や「ミツハシ」などと名乗る人物が犯行を指示していたことが新たにわかった。
警視庁は、4人の役割や指示系統をくわしく調べている。 (「Live News days」9月12日放送より)