JR東日本のポイントサービスのサーバーに不正にアクセスし、利用者になりすましてポイントを使い、美容液などを購入したとして、指示役とみられる中国人の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、中国籍のリュウ佳容疑者(リュウは文にりっとう)は去年6月、仲間と共謀し、JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」を利用する男女3人のIDとパスワードを入力し、サーバーに不正にアクセスし、利用者になりすまして、美容液など16点、およそ13万円分を購入した疑いがもたれています。
容疑者はチャットアプリで、購入場所などを買取役に伝える詐欺グループの指示役とみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。
これまでに、詐欺グループの買取役など中国人6人が逮捕・起訴されていて、このグループによる被害総額は8300万円ほどに及ぶとみられています。