先月27日に大津市陽明町の民家からサバンナオオトカゲ1匹が逃げた事案で、滋賀県警大津北署は14日、軽犯罪法違反の疑いで、この民家でオオトカゲを飼っていたペットショップのアルバイト店員の女性(20)を書類送検した。オオトカゲはいまだに発見には至っていないという。
書類送検容疑は、先月27日午後1時半ごろから同3時ごろの間、自宅で人畜に危害を加える恐れがあるサバンナオオトカゲ1匹の監守を怠り、逃がした疑い。
同署によると、女性は昨年9月に県外のは虫類販売イベントで当時1歳で全長約50センチだったサバンナオオトカゲを購入。自宅で放し飼いにし、逃げた時には全長約80センチまで成長していた。このオオトカゲは今年7月にも逃げ出し、この時はその日のうちに近所の家の庭で発見されたという。
女性は「住民に不安な思いをさせていることは承知している。私が監守を怠り逃がしてしまった。私の責任です」と話しているという。