「事故を起こせば点数引かれると思って逃げた」女性ひき逃げ容疑で43歳男を逮捕

9月17日午後9時前、大阪府富田林市の道路で自転車に乗っていた女性(29)が、対向車線を走っていた乗用車にはねられました。警察によりますと、乗用車はセンターラインを越えて走行して自転車と正面衝突のようにぶつかったといい、女性をはねたあと、そのまま走り去ったということです。自転車の女性は頭の骨を折る重傷です。警察は現場付近の防犯カメラから、逃げた車は白っぽいセダンタイプとみて、ひき逃げ事件として捜査していました。その後、警察は車が逃走した方向にある住宅街で、被疑車両と特徴の一致するフロントガラスが割れた車を発見。車の持ち主である富田林市の自称・自営業の43歳の男を18日午前に任意同行し、ひき逃げなどの疑いで逮捕したということです。男は取り調べに対して「何かにぶつかる交通事故を起こしたのはまちがいないが、何にぶつかったのか、どのような事故があったのかよくわかりません」と容疑を一部否認しているということです。逃げたことについては「事故を起こせば点数を引かれると思って逃げた」と話しているということです。午前10時ごろ、任意同行した時点の検査では、基準値を超えるアルコールは検出されなかったということで、警察は引きつづき、事故の経緯を調べています。

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