親族の男「恨みあった」と供述 横浜のラーメン店長殺害事件

横浜市港南区のラーメン店で店長の大橋弘輝さん(33)を刃物で刺したとして、殺人容疑で逮捕された親族で同店従業員の大橋昭仁容疑者(35)=同区=が「恨みがあり、包丁で刺した」と供述していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。大橋さんは上半身を中心に多数の傷を負っており、神奈川県警が背景を捜査している。同日、容疑者を送検した。
県警や捜査関係者によると、容疑者は数年前から店で勤務していた。15日夜、店内で倒れている大橋さんを母親が発見。体に抵抗した痕があり、床に複数の包丁が落ちていた。当時、店には「臨時休業」と掲示されており、県警が経緯を調べる。
県警は17日、名古屋市のビジネスホテルで容疑者を発見。大橋さんを店内で15日に刺すなどしたとして逮捕した。「私がやったことに間違いない」と認めているという。
容疑者宅の近隣住民は「(容疑者は)しっかりあいさつができる普通の人だった」と話した。

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