島根県にある高校の生徒(当時)数人について、島根県警が、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)容疑で地検に書類送検していたことが分かった。
同高では今年1月、女子寮の風呂場を盗撮したとみられる写真が、近くの端末同士でデータを送受信できるiPhone(アイフォーン)の無線通信機能「エアドロップ」を介し、生徒間に出回っていることが発覚。同高から相談を受けた同署が、当時の生徒らから任意で事情を聞いていた。
捜査関係者によると、風呂場の盗撮画像については撮影日時などが特定できなかったものの、複数の男子生徒が、学校の敷地内であった盗撮行為に関わっていたことが判明したという。
同高は読売新聞の取材に「一切お答えできない」としている。