性的暴行を受けたとして女性市議が被害届 維新除名の大阪府議は暴行否定

大阪維新の会をセクハラ行為などで除名処分とされた大阪府議をめぐり、被害を受けた女性議員が性的な暴行を受けていたとして、警察に被害届を提出したことがわかりました。
府議は、取材に対して性的暴行を否定しています。
大阪府議会議員の笹川理氏(42)=元・大阪維新の会=は今年5月、維新の大阪府議団の代表に就任しましたが、8年前に維新の後輩にあたる宮脇希大阪市議(36)に対してセクハラやパワハラ、ストーカー行為をしたことを理由に、6月に党から除名処分を受けました。
複数の関係者によりますと、こうしたハラスメント行為の期間と近い時期に、宮脇市議が自宅で笹川氏から性的な暴行を受けたとして警察に被害届を提出し、警察が捜査を始めたということです。
笹川氏は維新から除名処分を受けた当時、吉村洋文代表より議員辞職も求められましたが、これには応じずに「大阪なにわの和」という府議会の1人会派をつくり現在も府議を続けています。
笹川氏はABCテレビの取材に対し「そういった事実はない。性的な意味で体に触れたこともない」「ないものはないです」と強く否定しました。
警察は、被害を受けたとされる時期から時間が経過していることなどから、事実関係を慎重に調べています。

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