【独自】住職「俺はだまされた」逮捕前の直撃に…平安時代創建の寺で何が? “虚偽登記”3人逮捕 大阪

大阪市にある寺の土地をめぐって虚偽の登記申請をした疑いで、住職ら3人が逮捕された事件で、逮捕前の直撃に住職は「俺はだまされた」と語った。
“平安時代創建の寺”住職「完全にだまされた」
平安時代に創建されたと伝えられる由緒ある寺で、いったい何が起きたのだろうか。
6日午前9時頃、身柄を大阪・福島署から検察に送られた大阪市阿倍野区にある正圓寺の住職・辻見覚彦容疑者(56)。
寺が所有する土地を売買したように装い、虚偽の登記申請をした疑いが持たれている。
逮捕前のFNNの取材に、辻見容疑者はだまされたと話していた。 正圓寺の住職・辻見覚彦容疑者: 完全にだまされたという感じしかない。 ーー誰にですか? 正圓寺の住職・辻見覚彦容疑者:

南野(容疑者)、西村(容疑者)ですね。
元不動産業の男は取材カメラを手で…
だまされたという相手は、同じ容疑で逮捕されている会社役員の南野潤二容疑者(55)と、元不動産業の西村浩容疑者(57)の2人。FNNは逮捕前、この2人にも直接話を聞いていた。
元不動産業の西村容疑者(57)は、「関与していない?」と聞かれた際に、「してない。関与とか変なこと言うな。会社の仕事やからな」と反論。その後、撮影していた取材カメラを手で妨害し「関与していない。以上や」と吐き捨てた。
もう1人の会社役員の南野容疑者は「関与はしてるよ。紹介したと言ってるやん。でも、われわれはだまされた。辻見氏(容疑者)に」と話した。
警察によると、3人は、寺が建設を計画した特別養護老人ホームで資金繰りが悪化したため、土地の差し押さえを免れるため、犯行に及んだとみられるという。 警察は、寺の別の土地も第三者が所有していることから、土地取引の流れを調べている。 (「イット!」 10月6日放送より)

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