秋色の駒ケ岳、登山人気 バス待ち最大2時間 中央アルプス

標高が高い山は本格的な冬を前に、登山客でにぎわっている。特に、長野県にある中央アルプスの駒ケ岳(木曽駒ケ岳)=2956メートル=は、標高約2600メートルまでバスとロープウエーで上がれるため大人気。運行会社「中央アルプス観光」によると、7日朝のバス乗車の待ち時間はピーク時で約2時間だった。
記者は2日に訪れた。ロープウエーの終着「千畳敷カール」に着くと、ダケカンバなどの紅葉が盛り。北の駒ケ岳頂上まで標高差約350メートル、距離2キロ近い登山道は、一部で人で詰まった。
同社によると、天気が良ければ平日でも2000人、休日は3000人の登山客が見込まれる。7日の日中までに初雪はないが、霜が降りるほど冷え込む朝もあり、地面の凍結などに注意が必要だ。【去石信一】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする