10月8日、大阪市生野区でだんじりの試験曳き中に、ガードレールに衝突する事故がありました。だんじりの指揮をしていた50代男性がだんじりとガードレールに挟まれ、病院へ搬送されましたが、死亡が確認されました。 警察によりますと、8日午後6時10分ごろ、大阪市生野区桃谷2丁目の路上で試験曳きが行われていただんじりがT字路を左折しようとした際に曲がり切れずガードレールに衝突したということです。 この事故で、試験曳きの指揮をとっていた52歳の男性がだんじりとガードレールに挟まれ、病院へ搬送されました。 男性は内臓の損傷や骨盤を骨折するなどして、9日午前に出血性ショックで死亡が確認されました。 直後に現場を撮影された映像には、音色が響き渡るなか、関係者らが慌ただしく対応する様子が映っていました。 現場は直前まで雨が降っていた影響で地面が滑りやすくなっていてブレーキが利きにくくなっていたとみられ、警察は、安全管理に問題がなかったかなど当時の状況を詳しく調べています。