7月の九州北部大雨で大きな被害を受けた福岡県久留米市に、同市出身の歌手、松田聖子さんが社長を務める会社から1000万円の義援金が寄せられた。聖子さんからは「大雨災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私の大切な故郷、久留米の一日も早い復興をお祈りいたしております」とのメッセージも寄せられた。
市によると、聖子さんの個人マネジメント会社「felicia club」(東京)から9月下旬、計1000万円が市の義援金口座に振り込まれた。原口新五市長が16日の定例記者会見で発表し、「義援金をいただき、心から感謝を申し上げたい」と述べた。
市に寄せられた7月大雨被害に対する義援金は、今回の分を含めて約8500万円となった。義援金は被災者の生活再建のために役立てられる。【高芝菜穂子】