10月16日、麻薬特例法違反の疑いで日本大学アメリカンフットボール部の4年生の部員が新たに逮捕されました。
「めざまし8」は、現役のアメフト部員を取材。“薬物まん延”への不安を語りました。
現役部員「(逮捕者が)増えてもおかしくはない」
逮捕された21歳の部員の男は今年、都内で密売人から大麻を購入した疑いがもたれています。この部員は当時、アメフト部の寮に住んでいて、過去2回の寮への家宅捜索では大麻は見つかりませんでした。
しかし、警視庁が関係先などを捜査した結果、部員が密売人から購入した証拠が固まったといいます。そのため、麻薬特例法を適用して異例の逮捕に踏み切りました。 さらに、この部員が購入した大麻は、8月に逮捕・起訴された北畠成文被告が寮で所持していた薬物とは別の物。
アメフト部内で薬物がまん延していた可能性が高まっています。
「めざまし8」の取材に答えた現役アメフト部員は、“薬物まん延”への不安を語ります。
日大アメフト部 現役部員: どうしてもニュースが先になってしまっているので、現状を伝えてほしいなっていう思いはありますね。 正直言うと、(逮捕者が)増えてもおかしくはない。仲間を信じたいので、これ以上出ないことを祈って、なるべく早くいつも通りの練習というか、日常に戻れたらっていうふうには思いますね。もうこれ以上出ないでくれっていうのを望むしかない。
そして、16日の部員逮捕を受け、監督から一斉連絡があったことがわかりました。
日大アメフト部 現役部員: 「2人目の逮捕者が出ました」っていうのと、「調査がいろいろやってるので、隠しきれないので、やったと自分で思う者は出てください」っていう感じです。
部員は「隠しきれない」という言葉に、こんな感情を抱いたといいます。
日大アメフト部 現役部員: いろいろな話聞いてると、どこまで信じていいかわからないっていうか、そんな感じですね。(これ以上)出ないことを祈りたいですけど、100%出ないと言い切れないので、それは仲間を信じたいですけど。 (めざまし8 10月17日放送)