茨城県警は17日、取手市の会社員男性(62)が、パソコン画面に警告メッセージなどを送りつけて修理費をだまし取る「サポート詐欺」の被害に遭い、約1日で計26回にわたり計355万円分の電子マネーを購入し、だまし取られたと発表した。詐欺事件として調べている。
発表によると、16日午前4時頃、男性が自宅でインターネットを利用していると、パソコンに「ウイルスに感染」とのメッセージと電話番号が表示された。
電話をかけると、片言の日本語を話す男から「修理のため電子マネーで支払う必要がある」などと言われた。購入後も「コードが違うので倍額分を買ってくるように」などと指示され、取手市や守谷市のコンビニ店6店舗を回って計26回にわたって計355万円分を購入したという。