19日午前8時半ごろ、鹿児島市春山町の県道で観光バスが路肩で横転したと、運転手から119番があった。鹿児島県立国分高(霧島市)のサッカー部員ら31人が乗っており、消防によると、生徒10人を搬送した。10人は負傷したり体調不良を訴えたりしているが、命に別条はないとみられる。県警は単独事故とみて、観光バスの男性運転手(62)から話を聞くなどして当時の状況を調べている。
県警や消防によると、乗っていたのは運転手1人と生徒30人で、全員自力で車内から脱出。教員は乗っていなかったという。現場は山間部にあり、中央線のない緩やかなカーブで、バスは右側を下にして倒れたという。