《自分で自分の命を絶つ、そんなことも辞さないほど、当時の佳子さまは深刻な悩みを抱えていらっしゃった》
佳子さまがひとり暮らしを選択された理由
『文藝春秋』9月号の「佳子さまの警告」と題した記事で、佳子さまの相談相手とされる人物が明かしたのは、衝撃的な“お気持ち”だった─。
宮内庁が、佳子さまのひとり暮らしを公表してから約2か月。余波は広がる一方だ。
「佳子さまのお住まいである旧御仮寓所は、お代替わりに伴い、秋篠宮邸が改修される間の“仮住まい先”として’19年に新築されました。現在、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが住まわれている秋篠宮邸から50メートルほどの距離にあります」(皇室担当記者、以下同)
鉄筋コンクリートの3階建てで総工費は約9億8000万円。当初は、仮住まい期間の終了後、職員の事務スペースや収蔵庫として使われる予定だと説明されていた。
「ご一家は、今年3月までに改修後の秋篠宮邸へ戻られるはずでしたが、佳子さまだけが、旧御仮寓所に住み続けておられます」
宮内庁によれば、経費削減を目的として“改修後の宮邸に佳子さまの部屋を作らなかった”そうだが、具体的な削減額は示されず、国民からは疑問の声が噴出。
そんな中、前述した『文藝春秋』の記事には独居に至った背景が掲載された。
「記事には、佳子さまがひとり暮らしを選択されたのは、“結婚をして、皇室から出たい”という意思表示にほかならない、とありました」(皇室ジャーナリスト、以下同)
’21年に取りまとめられた安定的な皇位継承策などを議論する有識者会議の報告書では、女性皇族が結婚後も『女性宮家』として皇室に残る案と、皇統に属する男系男子を養子として皇族に迎えるという、2案が示された。
「“結婚後も皇室にとどまる可能性”を、佳子さまが念頭に置かれていたら、改修後の秋篠宮邸にも当然、ご自身の部屋を設けてもらうでしょう。それを避けられたのは、皇籍離脱の願望がお強いからだというのです」
姉妹というよりも親友のような存在
冒頭の“相談相手”は、女性宮家の創設に対する佳子さまの胸中にも言及している。 《一生ここから抜け出せないのではないか、という大きな恐怖心を抱かれているようでした。(中略)『このまま皇室から出られないのであれば、もはや生きている意味はない』とすら思われていた》
突如報じられたプリンセスの“本音”が波紋を呼ぶ中、当の佳子さまは公務に邁進中。今夏は静岡や大阪での地方公務をこなされ、11月上旬には海外訪問も予定されている。
「外交関係樹立150周年を迎えるペルーへの公式訪問が決まりました。佳子さまにとって外国への親善訪問は、’19年にオーストリアとハンガリーを訪問されて以来、4年ぶり2度目。約10日間の日程で、大統領の表敬訪問や国内各地の視察が検討されています」(前出・皇室担当記者、以下同)
姉の眞子さんも’19年にペルーを訪問したことがある。
「『日本人移住120周年記念式典』に着物姿で出席した眞子さんは、本当に美しかった。マチュピチュ遺跡にも足を運んでいましたね。その後、コロナ禍に突入し、皇族としての海外訪問はこれが最後となりました」
当時、米国留学中の小室圭さんと遠距離恋愛をしていた眞子さん。渡航ルートでの面会もあるのではといわれた。
「日本からペルーへの直行便はなく、眞子さんはアメリカのヒューストンで飛行機を乗り継ぎました。そのタイミングで“圭さんと再会するのでは”と囁かれていたのです」
眞子さんと対面なるか
佳子さまのペルー訪問でも、アメリカで飛行機を乗り継ぐ線が濃厚だといい、
「ニューヨークで暮らす眞子さんとお会いになるかどうか、注視されています。眞子さんが渡米してから11月で丸2年。昨今はSNSなどを用いて、世界中のどこでも連絡が取れる環境とはいえ、対面ならではのコミュニケーションもありますからね」(宮内庁関係者、以下同)
結婚当日、自宅を出発する眞子さんを、佳子さまがぎゅっと抱きしめられた場面は印象的だったが、オンラインではハグもできない。
「佳子さまは、眞子さんの結婚に際し、《これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在》と感想を綴られました。おふたりは、姉妹というより親友のようなご関係。2年間も会うことができない状況は、周囲が想像するよりも耐え難いと拝察します。今なお、世間から秋篠宮家に対して非難が集まっていることもあり、佳子さまも“我慢の限界”なのでは」
しかし、国民からは少なからず批判の声が上がっている。
「一部メディアが、眞子さんとの再会計画について宮内庁に問い合わせたところ“承知していない”との曖昧な回答が。ネット上では“眞子さんに会うためのペルー訪問”“税金を使った公務の私物化”などと厳しく指摘されています」(前出・皇室ジャーナリスト)
一方、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんは、姉妹の再会について「何ら問題ない」と説明する。
「天皇や皇族にも私的な時間はあります。地方や外国を公式に訪問されているときも終日、公務で束縛されているわけではありません。公務に支障のない範囲で、近くにいらっしゃる知人などとお会いになることは過去にもありました」(山下さん、以下同)
用事を済ませるついでに、家族や旧知の友人と面会するのは一般的にもよくある話で、皇族も例外ではないという。
「佳子内親王殿下がアメリカに立ち寄られるのであれば、眞子さんとお会いにならないほうが不自然なくらいです。佳子内親王殿下の滞在先に出向けば、警備上の問題はほとんどないでしょうし、堂々とお会いになればよいと思います」
“自由の国”アメリカで、姉妹が再会する日は近い─。