仙台市バス運転手が車間距離1mに詰めて運転…「前の車、何やってるんだこの野郎」発言も

仙台市の郡和子市長は29日の定例記者会見で、市バスの男性運転手が車間距離を詰めた運転をしていたと明らかにし、「遺憾に思う。法令順守はもとより、他の模範となるような運転の徹底を図りたい」と述べた。
市交通局によると、この運転手は7月27日午前10時過ぎ、赤信号で停車していた乗用車の後方1メートルほどにバスを止めた。車は時速15キロ程度で次の信号までの約100メートルを走行し、その際も車間距離が近かったという。バスのドライブレコーダーには「前の車、何やってるんだこの野郎」といった発言が記録されていた。バスは回送中で乗客はいなかった。
運転手は「車間距離を意図的につめた認識はなかった」と話しているという。同局の和泉政博業務課長は「バスが接近して止まったことが発端。威圧感や恐怖感を与える止まり方について謝罪する」と話した。

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