２日夜、神戸市西区の住宅で、同居する父親を包丁で刺して殺害しようとしたとして、２８歳の息子が現行犯逮捕されました。 殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、神戸市西区に住む大井拓弥容疑者（２８）です。 警察によりますと、大井容疑者は２日午後１０時４０分ごろ、自宅で父親の松一さん（６４）の体を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。松一さんは病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 同居する娘から通報を受けて警察が駆け付けた際、松一さんは１階のリビングで血を流し、仰向けの状態で倒れていたということです。 警察の調べに対し、大井容疑者は「刺した」と容疑を認めていたものの、現在は「弁護士が来るまで話しません」と、認否を明らかにしていないということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。