米大使ら、福島産品に舌鼓 処理水巡る中国の対応批判

米国のエマニュエル駐日大使は4日、来日中の下院議員団と東京・日本橋にある福島県の物産館を訪れ、同県産の魚を使ったかまぼこを試食して安全性をアピールした。東京電力福島第1原発の処理水放出を巡る中国による日本産水産物の全面禁輸措置について「強制的なやり方は受け入れられない」と批判した。
議員団は民主、共和両党の十数人で構成。ハイムズ議員(民主)は「中国は事実に基づいた対応をすべきだ」と指摘。ステファニク議員(共和)は「超党派で日本の漁業に対する支持を示すために来た」と福島との連帯を強調した。
桃を購入したエマニュエル氏は「子どもたちが食べたがっているので買った」と笑顔を見せた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする