阪急線の車内で“スプレー”まかれる…女性5人のどの痛み訴え 直前に乗客トラブル

10月19日午後8時過ぎ、兵庫県尼崎市の阪急神戸線の塚口駅で駅員から「車内でスプレーをまかれた」と警察に通報がありました。 警察などによりますと、女性5人が目やのどの痛みを訴えて、いずれも現場付近で手当てを受けましたが、搬送はされず、軽症だということです。 警察によりますと、阪急神戸線の神戸三宮方面へ向かっていた通勤急行の車内で、とうがらし成分が入ったスプレーを33歳の男がまいたということです。 スプレーまいた男は列車が塚口駅に停車後下車し立ち去りましたが、駅南側の路上で確保されたということです。その後、警察は暴行の疑いで兵庫県尼崎市の会社員・青木理貴容疑者(33)を逮捕しました。 青木容疑者は塚口駅で下車したあと、巡回中の警察官に「知らない男性とトラブルになった」と自ら申告していましたが、所持品の検査でスプレー缶が見つかり、任意で事情を聴かれていました。 警察の取り調べに対して、青木容疑者は容疑を認めていて、「スプレー缶は護身用だった」と供述しているということです。 警察は事件の経緯などについて調べています。

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