高校陸上の女子選手を盗撮、容疑の会社員を逮捕…自宅から3000本以上の動画見つかる

陸上競技の大会でユニホーム姿の女子高生の下半身を撮影したとして、広島県警広島西署は23日、鹿児島市に住む会社員の男(56)を県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)の疑いで逮捕した。男の自宅からは、女子選手を盗撮した3000本以上の動画が記録されたハードディスクなど約30点が確認され、同署は複数の大会で盗撮を繰り返したとみて余罪を調べている。
発表では、男は5月7日、広島市西区のバルコムBMW広島総合グランドで開催された高校生の春季陸上競技選手権大会で、女子選手3人の下半身を4回にわたってデジタルカメラで拡大して撮影した疑い。容疑を認めているという。
アスリートの盗撮で逮捕者が出るのは県内では2017年以来、2件目。同署によると、被害に遭った女子生徒の1人は「選手を卑わいな目で見るようなことは許せない。嫌な思いしかない」と話しているという。

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