ロシアから帰国した鈴木宗男議員 維新幹部の聴取受け「事務所の瑕疵だが、責任は私にある。党の判断を待つ」

ロシアを訪問していた日本維新の会の鈴木宗男参院議員が5日、日本に帰国。維新の馬場代表は、党に事前の届け出のない渡航だったとして処分を検討していて、鈴木氏から事情を聴取した。
鈴木議員によると、聴取で馬場代表らは、「海外渡航について、事務的な瑕疵(かし)があった。その点で、党内、国会議員団はじめ関係者から様々な意見をもらっている。党としては、なにがしかの判断をしなければいけない」と述べたという。
これに対し、鈴木議員は、「事務所の事務的な瑕疵(かし)ではあるが、責任は私にある」と述べた。
また、「9月29日に参院事務局には届け出を出している」とした上で、党への連絡は、千人以上が出席する鈴木氏のパーティーがあったため、秘書の手がまわらなかったと説明した。
そして鈴木議員は、「秘書に責任を負わせるつもりはない」と強調し、「党の判断を待つ」考えを示した。
藤田幹事長は、「党としては、手続きの問題だけは問えるが、行く行かないの評価は言及しない」と話したという。

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