あす行われる「皇室会議」の皇族議員選挙について、天皇皇后両陛下の長女の愛子さまが立会人を務められることがわかった。
「皇室会議」は、男性皇族の結婚など、皇室に関する重要な事柄を審議する際に開かれるもので、定員は10人。皇族議員2人と、総理大臣や衆参両議長などで構成される。
皇族議員は、天皇陛下と上皇さまを除き、皇后さまをはじめとする成年皇族方が、互いに投票して議員2人と予備議員2人を選ばれる。
4年の任期が今月で満了することから、あす午前10時から皇居・宮殿で選挙が行われる。
立会人は、前回に続き上皇さまの弟の常陸宮さまが務められる方向で準備が進められていた。 しかし常陸宮さまが新型コロナウイルスに感染し、入院されているため、関係者によると、両陛下の長女・愛子さまが立会人を務められるということだ。
21歳の愛子さまが投票に臨まれるのは今回が初めてで、立会人の役目も初めて果たされることになる。