盛岡市で10日に開かれた「第33回啄木の里ふれあいマラソン大会」で、10キロの部に参加した60歳代男性が途中で倒れて、その後死亡が確認された。
市の発表によると、男性は午前10時15分にスタートし、8・5キロ付近を走っているところで倒れた。男性は心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)などの処置を受け、市内の病院に搬送されたものの、死亡した。
市によると、この男性以外にも体調不良でリタイアするランナーが相次いだため、正午前に大会を中止した。盛岡地方気象台によると、この日の同市の最高気温は33度。午前11時の気温は30・3度だった。