１１日午前８時３５分頃、兵庫県南あわじ市阿那賀志知川の県道で、軽乗用車を運転していた男性から「陥没した道路に車が転落して水没した」と、南あわじ署に通報があった。当時、現場では激しい雨が降っていて路面は冠水。男性は車が完全に水没する前に窓を開けて脱出し、けがはなかったという。この直後、通報を受けて現場の確認に向かった南あわじ署のパトカーが、同じ陥没地点で転落。乗務していた男性巡査部長も脱出してけがはなかった。
同署の発表では、県道は長さ５メートル、幅４メートル、深さ３・５～４メートルにわたって陥没した。男性は冠水で陥没に気づかなかったという。
県は陥没区間を含めて通行止めとし、復旧方法を検討する。