東京・葛飾区で上智大生の小林順子さんが殺害された事件は、未解決のまま27年となり、父親の賢二さんらが、情報提供をよびかけました。
1996年9月9日、葛飾区柴又の自宅で上智大学生の小林順子さんが殺害され、自宅を放火された事件は、未解決のまま27年となりました。
現場では、命日の前日に予定されていながら台風13号の影響で延期されていた献花式が15日に行われ、父親の賢二さんや警視庁・亀有署の署長らが、花を手向けました。
小林順子さんの父 賢二さん(77)
「娘がどれだけ無念な気持ちでいったかと考えたときに、遺族にとってはその無念を晴らすことが、順子にとって最大の供養」
また、賢二さんは「寄せられる情報が先細っている状況を食い止めたい」と話し、亀有署の署員とともに、現場近くの駅でチラシなどを配り、情報提供を呼びかけました。