北日本や日本海側は雨や曇りが多い
この先一週間は秋雨前線が本州の南海上に位置しますが、気圧の谷が周期的に北日本や東日本を通過します。北日本や東日本の日本海側では晴れる日もありますが、雨や曇りとなる日が多くなる予想です。西日本や東日本の太平洋側は秋晴れとなる日が多くなります。ただ、10月4日(水)は湿った空気の影響を受けて、関東から近畿の太平洋側を中心に曇りや雨の可能性があります。
秋の空気 山で初冠雪の可能性も
日本付近に秋の空気が流れ込みます。再び朝晩を中心に涼しくなるため、一日の寒暖差や日々の気温変化に注意し、万全な体調管理を行ってください。特に5日(木)以降は、この時期としては強い上空1500m付近に0℃以下の寒気が流れ込みます。北日本や中部では1500m以上の山で初冠雪となり、1000m以上の山や峠でも雪となる可能性があります。東京や大阪などでも、最高気温が25℃に届かない日も出てくるため、そろそろ長袖の準備をしておくとよさそうです。
台風14号の動向に注意
フィリピンの東海上にある台風14号(コイヌ)は、沖縄の南に北上した後、再び進路を西寄りに変える見込みです。来週中頃にかけて沖縄の南の海上を進むとみられます。沖縄と奄美では台風や秋雨前線の影響で雨の強まる可能性があるため、今後の台風情報に注意してください。