「日ロ関係に触れた」維新・鈴木宗男議員がモスクワ訪問 高官と会談 侵攻後に国会議員で初

日本維新の会の鈴木宗男参議院議員がモスクワを訪れ、ロシア政府高官と会談していたことがわかりました。
これを受け松野官房長官は「どのような目的であれ、ロシアへの渡航はやめていただくよう求めている」と述べました。
ロシア外務省によりますと、鈴木議員は2日、アジア太平洋地域を担当するルデンコ外務次官と会談しました。
この中で、ルデンコ次官はウクライナ侵攻をめぐるロシアに対する日本の制裁について、
「数十年にわたる国家間協力の積み重ねが反ロシア路線によって意図的に破壊されつつある」と批判しました。
鈴木議員は「安全保障に関するロシア側のアプローチと日露関係に触れた」ということです。
ウクライナ侵攻後、日本の国会議員がロシアを訪問するのは初めてで、松野官房長官は会見でこう述べました。
(松野官房長官)「どのような目的であれ、ロシアへの渡航はやめていただくよう国民の皆さんに求めている」
渡航中止は国会議員も対象だということです。
事務所によりますと、鈴木議員は5日に帰国する予定です。

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