台風15号は大型で非常に強い勢力に発達 小笠原諸島に強風や高波の影響

10月11日(水)3時現在、大型の台風15号(ボラヴェン)は、発達して非常に強い勢力になりました。今後もさらに発達しながら北上する予想で、小笠原諸島では12日(木)~14日(土)にかけて高波や強風の影響が大きくなる見通しです。▼台風15号 10月11日(水)3時 中心位置 マリアナ諸島 大きさ階級 大型 強さ階級 非常に強い 移動 北北西 20 km/h 中心気圧 950 hPa 最大風速 45 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 60 m/s
小笠原諸島は次第に風が強まり海上は高波に
13日(金)朝の風の予想
台風15号は今後さらに発達する見込みで、小笠原近海に達する13日(金)にかけてが発達のピークとなります。中心気圧は925hPaまで低下する予想です。小笠原諸島から少し離れたところを通るものの、大型で勢力が非常に強いため、高波や強風の影響が大きくなるとみています。小笠原諸島では荒天に警戒してください。その後は次第に進路を北東に変えて足早に日本のはるか東へ進む予想で、本州に接近する可能性はほとんどありません。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風15号の名前「ボラヴェン(Bolaven)」はラオスが提案した名称で、ラオス南部の高原の名前からとられています。

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