岸田首相は14日、自民党の地方組織の政策懇談会で、「子ども政策」を政権の優先課題として挙げ、子育て支援について「国際的にも遜色のないものを用意する」と強調した。
徳島市で開かれた懇談会に出席した岸田首相は、「わが国は大きな転換期を迎えている」としたうえで、少子高齢化、人口減少を挙げ、「政権として、まずは子ども子育て政策。今が正念場だ」と述べた。
そのうえで、子育て世帯の所得の引き上げや、児童手当などの支援の拡充を掲げ、「国際的にも遜色ないものを用意し、みんなで日本の未来を支えていく取り組みを進めていきたい」と強調した。