新潟県柏崎市で13日、海水浴場で水難救助訓練中におぼれ意識不明となっていた消防士が、14日夜に搬送先の病院で死亡しました。
14日夜に搬送先の病院で死亡が確認されたのは、柏崎市消防署に所属する26歳の男性隊員です。柏崎市消防本部消防署などによりますと、13日午前10時半ころ新潟県柏崎市の番神海水浴場でダイバーを養成する訓練をしていたところ、男性隊員は泳いでいる最中におぼれたということです。
13日は午前9時半から、沖合68メートルほどのところで男性隊員を含む4人が訓練に参加していて、泳いでいる最中におぼれたということです。一緒に訓練に参加していた隊員の1人が気づき、男性隊員を病院に搬送。男性隊員は意識不明の状態が続いていました。
男性隊員の死亡を受けて、柏崎市の桜井雅浩市長は、「誠に遺憾な事態であり、実直有能な消防士を失ったことは痛恨の極みであります。故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。ご遺族に対しましては、誠心誠意対応してまいります」とコメントを出しています。
警察などが、男性隊員がおぼれた経緯などを詳しく調べています。