「不登校の責任大半は親」市長発言に抗議文…発言撤回求める「ショック・怒り・諦め」

「不登校の責任の大半は親にある」などと発言した滋賀県東近江市の小椋正清市長に対して抗議文が出されました。 10月19日午後4時ごろ、東近江市の小椋正清市長宛ての抗議文を提出したのは県内のフリースクールなどでつくる協議会です。 (東近江市 小椋正清市長 ※滋賀県提供の音声より)「僕は文科省がフリースクールの存在を認めてしまったということに、がく然としているんですよ」 小椋市長は10月17日、県の会議でこのように話し、会議後には「不登校の大半は親の責任だ」と述べました。 市長は18日、「フリースクールについて十分な議論がされていないことに問題提起した」などとしましたが、発言は「撤回しない」としています。 協議会は市長に対して発言の撤回などを求めています。 (滋賀フリースクール等連絡協議会 谷川知副会長)「(市長という立場では)全ての子どもの健全な学びであるとか育ちを考えていただきたいので、この発言はないとは思います。ショック、怒り、諦めというような感情です」

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